乗り物に乗らずに空を飛ぶSF映画に登場するような『フライボード』がイギリスのドーバー海峡を横断するといったニュースが報道されました。
ついに人類が空を飛ぶ時代が到来したようです。
では、フライボードが現在の技術でどれぐらい空を飛んで、販売されるならいくらなのか調べてみました。
生身の人間が空を飛ぶ!フライボードとは?

フライボードといえば、こちらをイメージされる方が多いはず
今年の海ハロウィーンはフライボードみたいな演出は無いのかな。シーでやった事ない演出だと、ウェイクボード…は狭過ぎるし、ジェットパックとか、スカイダイビングで飛んでくるとか?ww…スカイダイビングはやった事あるからこの夏はジェットパックでもチャレンジしてみようかな?(勝手にどうぞ) pic.twitter.com/OLrI5MOrdi
— みっこ (@mikko_20100518) August 2, 2019
今回ご紹介のフライボードは水上のフライボードではなく、空を飛ぶフライボードです。
【動画】フランスの発明家が、自身で開発した「立ち乗り飛行ボード」で英国海峡横断に挑戦した。 pic.twitter.com/kM31gq3T5G
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) August 3, 2019
海の上で飛ぶフライボードを開発しているサパタ社のザパタ氏が開発しているものになりますので、海上から空へ進化した開発ということになりますね。
フライボードは今の技術でどれぐらい飛べるの?

現在の技術で、
☑約35キロメートル飛行可能。
☑継続飛行時間は22分。
☑時速160-170キロメートルの速度。
☑海面上空15-20メートルを飛行。
8月4日に開発者のザパタ氏がイギリスのドーバー海峡横断成功が最新の実績となっています。
↑ドーバー海峡の地図です。
↑2016年にザパタ氏がフライトの挑戦をされた映像です。
フライボードの価格と安全性は?

今のところ、フライボードは販売されていません。
水上のフライボードでの販売価格で、¥750,000(税別)となっていますので、それ以上の価格になるでしょう。安全面の確保はまだ先のようです。
実験中にザパタ氏は足を火傷する負傷を追っています。
おそらく、飛行するにはかなりのエネルギーが必要で、足元に搭載されている5機エンジンが高温になるのでしょう。
また、水上から15メートル上空の飛行となるので、落下する恐れがありますが、そこは現在の水上のフライボードの応用が利きますね。
まとめ
現在は開発が成功した段階なので、あとは安全性をクリアできれば量産してコストを下げる工程に入るかと思いますが、まだ先のことは不明となっております。
ただ、今回成功した開発者のザパタ氏はすでに水上のフライボードを海のレジャーの1つとして市場で成功していますので、今回の空飛ぶフライボードの展開も早くなりそうですね。
1つの事業で成功をされている方は横展開がかなり速いです。理由はノウハウがわかってらっしゃるので、効率よく事業展開ができるということですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。